社会の第一線で活躍している大人たちが、進路選択や職業の選び方などを中学生にアドバイスする授業が3月7日、神明中学校で行われた。身近な先輩として同校の卒業生が講師を務め、3年生137人が熱心に話を聞いた。
春から新たな一歩を踏み出す生徒らに「生き方のみちしるべ」を示そうと同校のPTAが企画。竹内瑠梨さん(神奈川新聞社/記者)、山田健寛さん(山田興業/解体工事)、木村瑠乃さん(ウインテック/留学カウンセラー)、竹岡力さん(横須賀市市議会議員)の4人が教壇に立ち、学生時代の思い出や現在就いている仕事の失敗・成功などをつまびらかに話した。
竹岡さんは、大学生時代に実施した若者の政治・社会参加を促すための政策コンペのエピソードを披露。「横須賀の活性化をテーマにした女子高生チームの提案が多くのメディアの関心を集め、活動の一部始終が中学校の道徳教科書に掲載されるまでになった」と話し、挑戦が予想だにしない展開をもたらすことを伝えた。
講演後、生徒のひとりは「今、悩んでいることが将来のプラスになると聞いて励まされた」と感想を話した。
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