横須賀・三浦 スポーツ
公開日:2026.03.27
田浦出身 マクアリスターさん
バレーで米大学へ挑戦
タフネスさ武器「楽しみしかない」
横須賀市立田浦中学校出身で、今春まで横浜隼人高校女子バレー部で活躍したマクアリスター・アイリーン心寧(ことね)さん(18)が、米国ニューヨーク州のシラキュース大学に進学する。強豪がひしめくリーグで「さらなる高みに挑戦したい」と意気込みはばっちり。6月頃の渡米を見据えている。
全米最高峰リーグで技術に磨き
マクアリスターさんの心を動かしたのは、高校2年時に選抜選手として出場した世界選手権だった。そこで目にしたのは、日本のコートでは決して体感することのできない圧倒的な高さとパワーの奔流。「海外選手のすごさに、自分の思うようなプレーができなくなってしまった」。その悔しさは、諦めではなく渇望へと変わった。今のままでは届かない。ならば、その高い壁の中に自ら飛び込み、「対等に渡り合える選手になりたい」。2年の秋、周囲が驚くほどの速さで海外挑戦への舵を切った。
その年の冬にハワイでトライアウトに参加し選んだシラキュース大学は、全米屈指の強豪がひしめく最高峰のリーグに所属する。そこに身を置き、戦えることに魅力を感じた。「日本では(身体の)大きい選手と言われるけれど、アメリカに行けば私は小さい選手になる。だからこそ、高さだけでなく何でもこなせる『万能型』を極めたい」。初の海外生活だが、学業面や施設が充実していることも同大を選んだ決め手だったという。
進学を決意してからは言葉の壁を乗り越えるための準備にも奔走。英語の勉強を重ね、オンライン面接などを通過し、合格を勝ち取った。
* * * *
競技を始めたのは小学2年生の時。バレー好きの母に連れられ、地元の学童チーム「横須賀ミニーズ」に参加した。エースナンバーを背負った田浦中時代には全日本中学生選抜選手に抜擢されるなど、めきめきと力をつけ、名門・横浜隼人高へ進学。179cmの長身から織りなす強烈なスパイクを武器にコートを躍動し、3年時には、攻守の要であるアウトサイドヒッター、そして主将としてチームをけん引してきた。最後の春高バレーでは、3回戦で惜敗し、頂点には届かなかった。
持ち味は技術面だけにとどまらない。同部の佐藤喜一郎監督(62)も太鼓判を押す”ポジティブさ”だ。「一つのプレーにミスが出ても、決して引きずらない。『次、頑張ればいい』と瞬時に切り替え、常に前を向く。そんなタフネスさがある」。
異国の地でも「不動の要」
「アメリカへ行くこと自体に怖さはない」と言い切る。米海軍横須賀基地で働く父を持ち、アメリカの大学を経験している兄弟を持つマクアリスターさんにとって、海を渡ることは特別な冒険ではなく、ごく自然な選択肢だった。
現在はケガの治療を優先しながら、4月からは母校での練習と調整に時間を当てる。6月頃に父と共に渡米し、そこからは1人での生活が始まる。「主将として培った広い視野を武器に、チームに欠かせない存在を目指したい。今は新しい環境でバレーができることが、ただただ楽しみです」
佐藤監督は「のびのびとプレーができる環境で、自信とプライドを持って4年間チャレンジをしてほしい」とエールを送った。
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