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公開日:2026.07.10
横須賀市旧田浦小 廃校活用、舞台芸術拠点に こどもミュージカル上演
児童数の減少により、2025年度末に閉校した旧田浦小学校を文化芸術の活動拠点として活用していくプロジェクトが始動する。横須賀を中心にコンサートやミュージカルの企画・運営を手掛けている「合同会社スタジオこっと」が、小学生から高校生がキャストを務める劇団を旗揚げする。教室を練習スタジオ、体育館をステージとして利用していく。27年の本公演を念頭に、26年12月にプレ公演を行う。
廃校を地域資源のひとつと捉え、舞台芸術用の練習スタジオなどとして活用していく取り組みは全国的に増えている。スタジオこっとの岡本和子代表は、横須賀市内に演劇や芸能に携わる稽古場が不足している状況を課題だと感じており、次世代が文化芸術に親しめる機会を創出していくことも絡めてアイデアを固めた。歌や演技、ダンス、ミュージカルに興味を持つ子どもたちに各分野のプロたちが直接指導する。田浦泉町のアーティスト村「HIRAKU」にアトリエを構え、創作活動を行っている漫画家で小説家の折原みとさんとも連携し、折原さん原作の『緑の森の神話』を題材にしたオリジナルミュージカルを上演する。
現在、参加メンバーを募っており、説明会を兼ねたキャスティングオーディションを近く実施して活動をスタートさせる。単発企画として終わらせずに地域文化として定着させるための仕組みづくりも視野に入れ、取り組みを後押ししてくれる協賛企業なども募る。
スタジオこっとのホームページ(https://www.studiokot.jp/)に詳細情報が掲載されている。
地域に開放空洞化避ける
旧田浦小の跡地活用は、地域を交えて検討が進められているが、本格的な決定には一定の時間を必要とする。方向性が定まるまでの間の空洞化を避ける狙いで、横須賀市も地域の団体やグループなどを迎え入れて暫定的な活用を進めている。
具体的な事例として、先の子どもミュージカルのほかに、商店主有志が集まって地域の商環境を考えるワークショップの定期開催や図書室にあった本の一部を用いた読書会・読み聞かせ会、アート作品の創作発表などがあり、現在は15の団体が登録している。
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