油壷の荒井浜で2日、小学生を対象にまぐろを自ら解体する企画が行われた。まぐろ解体を通して、挑戦する心と食育を学んでもらうのが目的。三浦青年会議所主催。
小学4年から6年までの児童38人が参加。児童一人ひとりに約8kgのまぐろが用意され、解体に挑んだ。JCメンバーのサポートのもと、ゆっくり魚に包丁を入れていく児童。「包丁の先を使って滑らすようにやるとうまくできるよ」「力を入れてこの方向に」と児童に教えていた。真剣な表情で魚を捌く児童、包丁が真っ直ぐ腹に入り、うまく身がとれると「やった、上手にとれたよ」と笑顔を見せた。男子児童は「まぐろはすごく大きくて重い。捌くのは難しいけど、楽しい」と話していた。保護者の一人は「家で魚を捌くことはあまりない。まぐろは私も経験はない。子どもたちには、良い経験になったと思う」と話していた。
実行委員長の石崎勇吾さんは「最後までやり遂げたという達成感を味わうことができたと思う。子どもたちの将来の糧になれば」と話していた。まぐろを捌いた後、児童は寿司や鉄火巻、カルパッチョなどをつくり食事を楽しんだ。
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