タクシー事業者の(有)いづみタクシー(天神町5の26)とプラスチック製品開発・製造の岡田電機工業(株)(横須賀市三春町2の32)は、新型コロナウイルス感染症対策として、飛沫を防ぐタクシー専用防護シールドを共同開発した。
「タクシールド」と名付けられた製品は、運転席後方の防犯ガラスに2枚の透明プレートを取り付けるだけの簡易タイプ=写真。視界の遮りを最小限に抑えるとともに、後部座席に送るエアコンの風にも影響を与えないように設計。乗客と乗務員を感染被害から守る。
タクシー業界はコロナ禍の影響で売上減少にあえぐ。いづみタクシーの八木達也代表取締役によれば、利用者は4月で8割減、5月で6割減という。開発した防護シールドは、全国のタクシー会社に向けて、売り込みをかける方針。少しでも売上を確保しようと必死の構えだ。
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