20歳から45歳までの地元若手経営者らで構成する「三浦商工会議所青年部」は今月8日、三浦市議会を訪問。現会長の石渡大輔さん、次年度会長の三冨由貴さん、三本成吾さんが地域経済活性化などに関する意見書を提出した=写真。
「経営者の生の声が入っている」と石渡会長が話すように、「コロナ禍における地域経済の活性化」について言及。市民需要の高い住宅リフォーム助成金制度の施工業者や適用物件、助成金額の拡充と条件緩和を求めた。また、コロナ禍で落ち込んだ市内消費を喚起するみうらグルメチケットについては、中小事業者への波及効果が薄く、「グルメチケット」というネーミングや有効期限の設定、利用可能店舗の拡大といった事業者目線の改善点を盛り込んだ。
先月12日、両者は懇談会形式の議会報告会を予定していたが、緊急事態宣言の発出により中止が決定。これを受けて同会では、ウェブ会議システム「Zoom」を介して会員同士の勉強会で出た要望を集約して意見書を作成した。この日、石渡会長から受け取った草間道治議長は「議会運営委員会で精査して、後日回答したい」と述べた。
先の意見以外にも、産業振興にかかわるハード面・ソフト面の整備、都市デザインや教育の充実などを求める声も届けられ、「活性化に向けて若い方の意見を受け止め、政策に反映できたら」と藤田昇副議長。神田眞弓議会運営委員長は「定期的に会を設けて、意見交換していきたい」と話し、積極的な連携姿勢を示した。
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