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逗子・葉山版 公開:2022年4月15日 エリアトップへ

逗子市民の挑戦後編 「若者だからできることを」 逗子のZ世代が活動開始

コミュニティ社会

公開:2022年4月15日

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メンバーの(左から)小林さん、磯野さん、土屋さん。インスタ等で情報発信していくという
メンバーの(左から)小林さん、磯野さん、土屋さん。インスタ等で情報発信していくという

 逗子市は今年1月、「チャレンジ!逗子カーボンニュートラル2050」を宣言した。二酸化炭素排出実質ゼロを目指すものだが、市内には工場や企業が少なく、家庭からの排出がその多くを占めている。達成には市民の協力が欠かせないなか、未来を担う若者が立ち上がり、活動を始めた。

 磯野アサさん、土屋裕翔(ゆうか)さん、小林菫さん、山永絵里香さんの4人は今年1月、気候変動対策に取り組む若者団体「ZZZ」(ゼット)を立ち上げた。いずれも逗子市出身、在住で4月から大学生になった18歳だ。団体名は「逗子の/Z世代による/ゼロエミッション計画」の頭文字からとった。

 磯野さんは母・昌子さんが「 逗子フェアトレードタウンの会」で共同代表を務め、市民活動に力を入れる背中を見て育った。高校でSDGsや環境問題、ヴィーガンなどについて学んでいたという。行動に移すきっかけは知人からの一言だった。「逗子は自然豊かでエコな街だと思っていたけれど、二酸化炭素排出実質ゼロには程遠いと知りショックだった」と振り返る。環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを始め、世界中の若者が声を上げる姿にも刺激を受けた。勉強の一環で市内のイベントを訪れた際、長年環境問題に取り組んでいる団体から「活動を繋いでくれる人がいて嬉しい」と言われたことが印象的だったという。

 3月に行われた市議選では、候補者にアンケートを実施し、環境問題に対する意識や政策について聞き取った結果をインスタグラムで発信した。今後はSNSでの情報発信やイベントの企画、ビーチクリーンなどを行っていく考え。同世代だけでなく、議員や行政に具体的な行動をとるよう働きかけていくという。「現状を知り、理解を深め、アクションに繋がるきっかけを作っていきたい」

*  *  *

 ZZZも携わる「みんなで考えよう 気候変動とカーボンニュートラル2030/2050」は4月23日(土)、市民交流センター2階で開かれる。午後2時から4時30分まで。入場無料。定員は会場60人、オンライン50人で申し込み先着順。申し込みは氏名、電話番号、メールアドレス、在住市町村、参加方法を明記し【メール】zeroemi.zushi@gmail.com

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