いじめ撲滅宣言を採択 湘洋中２年生 ２６６人
意見を発表する生徒
藤沢市市立湘洋中学校（小路口一生校長）の2年生が11月22日、午後に開かれた自由討論会で「いじめ撲滅宣言」（＝中面掲載）を採択した。
この討論会は、「いじめ」という問題を教師が直接指導するだけではなく、生徒自身の問題としてとらえさせ解決に向け取り組ませることを目的としたもの。生徒が司会進行を務め、２年生２６６人が、「いじめとは」「なぜ起きるのか」「どうしたらなくなるのか」などのテーマに、２時間ほど意見交換を行った。その中で、いじめをなくすために「相手を理解する」「個性を認める」「ポスターで呼びかける」などの意見が挙がった。
最後に、代表者がいじめ撲滅宣言を読み上げ、生徒全員の拍手で採択された。
学年主任の笹原信吾教諭は「生徒たちは真剣に考え意見を出してくれた。多くの生徒の声が聞けたことが嬉しかった」と話した。
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