市内で特別養護老人ホーム「鵠生園」などを運営する社会福祉法人上村鵠生会は2月22日、鵠沼石上に3月10日(金)開所予定の新施設「関野記念鵠生園」で開所式を行った。
鈴木恒夫市長をはじめ、地元選出の議員ら来賓約130人が集まり、新たな拠点の開設を祝った。
同法人の岩田記一理事長は「地域の方々の協力のおかげ。大変厳しい高齢者福祉の環境の中、質の高い介護サービスを提供し、地域に根差した運営をしていきたい」と語った。
新施設の渡邊誠施設長は「入居者を募ったところ、90人の枠に対し330人(2月21日現在)の入居希望が寄せられ、ニーズの高さを感じた。利用者にとっても職員にとっても温かい施設にしていきたい」と話した。
新施設は免震構造の地上7階建てで、延床面積3456平方メートル。特養ホーム90床、ショートステイ10床のほか、1階には利用者の憩いの場となるラウンジカフェを完備している。
1974年に市内で初となる特養ホームを開設した上村鵠生会。近年、少子高齢化にともなう利用希望者数増加のほか、「アクセスの良い市街地にいながら、穏やかに暮らしたい」などのニーズ拡大を受けて、都市部での新施設建設を計画していた。候補地を模索した所、地権者の関野治彦さんの協力があり、建設が実現したという。
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