藤沢版 掲載号:2019年1月11日号
  • LINE
  • hatena

村岡新駅 30年来の構想、本格始動へ 3県市が協議会設立

社会

新駅誘致などについて合意した(左から)鈴木藤沢市長、黒岩県知事、松尾鎌倉市長
新駅誘致などについて合意した(左から)鈴木藤沢市長、黒岩県知事、松尾鎌倉市長
 新駅を核にした新たなまちづくりを――。30年来の検討課題だった村岡新駅の誘致が本格的に動き出した。県、藤沢、鎌倉両市がこのほど設立した設立協議会は、これまで個別に検討していた3者が実現に向けていわば”スクラム”を組んだ形だ。JR側も整備には前向きといい、関係者は実現に意欲をにじませる。

 「今後、私自身が先頭に立って(新駅設置の)要望を行いたい」

 12月27日、県庁で行われた共同会見で、黒岩祐治県知事はこう意気込んだ。

 新駅構想は国鉄湘南貨物駅が廃止された翌年の1986年に藤沢市議会が村岡地区自治町内会連合会の請願を採択したことに端を発する。翌87年からは県内自治体と経済団体から成る「鉄道輸送力増強促進会議」を通じて新駅設置を毎年要望。ただ、実現に向けてはこれまで費用負担などで3者の足並みが揃わず、計画が前進してこなかった経緯がある。

 またJR側からも新駅設置の要望に関しては「収益が増加することや地元の協力が得られることを総合的に判断して検討する」との回答を得ており、説得材料を示せるかが実現の鍵だった。

 転機になったのは、17年度に両市が実施した便益や経済効果に関する調査結果だ。利用者の通勤時間の短縮など直接効果は2市合わせて年間64億円。地価上昇による固定資産税や人口増加による市民税の増加などの経済効果は、藤沢市が年間約13億円、鎌倉市が約16億円との見通しだった。両市が新駅によるメリットが得られることが、合意に向けた調整を加速させたとみられる。

 新駅周辺のまちづくりについては藤沢市の村岡地区(8・6ha)、鎌倉市の深沢地区(31・1ha)をシンボル道路でつなぎ、一体的な整備に取り組む。合意では、自由通路と南口駅前広場、シンボル道路は藤沢市が、市境の柏尾川を渡すシンボル橋は鎌倉市が費用負担することで一致している。

医療の先進拠点へ

 一方、村岡地区に隣接する武田薬品工業の研究施設「湘南ヘルスイノベーションパーク」では、産官学が連携した医療や健康産業の拠点づくりが進む。県は昨年4月、同社と覚書を結び、医療や健康部門での新産業の創出を目指している。

 黒岩知事は同日の会見で「新たなヘルスケアイノベーション拠点として大変期待している。両地区のまちづくりと新駅設置の効果を高めていきたい」と強調。鈴木恒夫藤沢市長は「藤沢鎌倉両市にとって相乗効果が期待できる。概略設計の結果を見定めた上で、事業を進めたい」と述べた。

熊本馬刺しと純米酒 櫻

熊本県から仕入れた本格的な馬刺しをご賞味ください

https://sakura-fujisawa.gorp.jp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6件

60周年公演へ練習に熱

藤沢市交響楽団

60周年公演へ練習に熱

2月15日号

「海難事故防止」呼びかけ

若手主体で9位

若手主体で9位

2月15日号

金融知力携え、いざ全国へ

湘南高 曵地さん・藤田さん

金融知力携え、いざ全国へ

2月15日号

岸氏、黒岩氏が出馬表明

県知事選

岸氏、黒岩氏が出馬表明

2月15日号

運動の大切さ伝え

無料葬儀式場

C-Xメモリアルホール美空

http://www.heiwadou.com

(公社)神奈川県薬剤師会

2/15(金)「くすりと健康相談薬局」県下一斉相談日。認定薬局はHPで。

https://www.kpa.or.jp/for-all/002-activity/21511/

<PR>

藤沢版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 2月15日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

高齢者の栄養を考える

高齢者の栄養を考える

3月3日に公開講座

3月3日~3月3日

藤沢版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年2月15日号

お問い合わせ

外部リンク