対がん活動で大きな功績のあった個人や団体を表する「日本対がん協会賞」表彰式が18日行われ、長谷内科医院(藤沢)の院長・長谷章さん(65)が個人の部に選ばれた。
主催は公益財団法人日本対がん協会。9月の「がん征圧月間」に合わせて毎年発表され、今年度は特別賞を含め3団体4個人が受賞した。
長谷さんは、がん予防につながる禁煙推進活動が評価された。「禁煙・受動喫煙防止活動を推進する神奈川会議」会長や、藤沢市医師会の禁煙運動推進委員長を務め、全国初となった神奈川県の公共的施設の受動喫煙防止条例実現に尽力。県内法人タクシーの全面禁煙も実現した。また全国での禁煙講演や病院向けの禁煙指導マニュアル作成なども実施してきた。
自身も喫煙家だったが、父や祖父が喫煙で体調を崩したことをきっかけに、約30年前に禁煙推進活動を開始した。長谷さんは「受賞はこれまで活動を支援下さった方のおかげ。活動はまだ終わらない。『喫煙率0%』を目標に掲げる藤沢市。藤沢から全国へ禁煙化を波及させる覚悟で活動したい」と話した。
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