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藤沢 文化

公開日:2026.07.10

遠藤・JAさがみ女性部会が教える 摘みたて藍で「生葉染め」

  • 生葉染めを参加者に伝授するさわやか倶楽部のメンバー(中央)

    生葉染めを参加者に伝授するさわやか倶楽部のメンバー(中央)

  • 使用された藍の葉

    使用された藍の葉

 新鮮な植物の葉で布を染める「藍の生葉で染めるスカーフづくり」が6日、遠藤市民センターで開催された。さがみ農業協同組合(JAさがみ)の女性部会「さわやか倶楽部」遠藤支部のメンバーが講師を務め、珍しい「生葉染め」の魅力を参加者15人が体感した。

 この日用いた材料は、講師の青木まき子さんと小林はるみさん(ともに遠藤在住)の畑で当日朝に摘んだ藍の葉。「藍染」というと、発酵した濃いジャパニーズブルーの染料に布を漬けるイメージが強いが、生葉染めでは参加者自らが染料を絞るところから始まる。

 千切った葉を洗濯ネットに入れ、水を張ったたらいの中で5分ほど揉むと、水は抹茶のように濃い緑色に。ミキサーでも可能な作業だが、「手揉みの方が、自分でやった感がある」と青木さん。泡立つ緑色の液体にスカーフを浸していく。時間は3分から15分。染料から取り出すと鮮やかなスカイブルーを帯びており、浸す時間の長さに応じて濃さが増す。

 作業の中でみるみる色を変えるスカーフ。参加者らはたらいの中で布を揉みながら楽し気な声を上げる。染め上げて干している間は、トートバッグに藍の葉を刷り込ませて模様をつける講座も行われ、ラップの芯を使い思い思いの模様をつけていた。参加した50代の女性は「薬剤なく葉っぱだけで色をつけるのにはびっくり」と満足感を示し、60代の女性は「藍はジーパンのように濃い色というイメージがあったが、時間で濃さが変わるのは面白い」と感想を述べた。開催にあたり同センター長の鳥生文子さんは「農業が盛んな遠藤の魅力を再発見していただければ」と期待を示した。野菜や果物だけではない農産物の魅力を伝える取り組みとなる。

 青木さんは「今年は4月から種を植えて育てた。あまり雨量がなかった5月には苗が地中で溶けたりと難しかったが、収穫できてよかった」とし、「引き続き育てていき、玉ねぎ染めと合わせることなどを試していきたい」と話した。

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