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鎌倉 文化

公開日:2021.01.22

【Web限定記事】
葛飾北斎らの「肉筆浮世絵」が一堂に
2月14日まで鎌倉国宝館で特別展開催中

  • 葛飾北斎「酔余美人図」

  • 西川祐信「美人観菊図」

 鶴岡八幡宮境内にある鎌倉国宝館では、現在特別展「北斎と肉筆」を開催している。2月14日(日)まで。

 展示しているのは、多年にわたり肉筆浮世絵を収集してきた故・氏家武雄氏と鎌倉市が協力し、国宝館内に設置した公益財団法人「氏家浮世絵コレクション」が所蔵する作品。同コレクションの特色は、版画ではなく絵師自らが筆をとって描いた「肉筆画」ばかりを集めていること。細やかな筆づかいと絶妙な彩色による作品の美しさや絵師本来の技量が楽しめる貴重な資料という。

 今回の特別展では、葛飾北斎を中心に、菱川師宣、宮川長春、勝川春章らによる浮世絵の草創期から幕末に至るまでの各時代の作品が一堂に展示される。

 開館時間は午前9時から午後4時30分まで(入館は4時まで)。観覧料は一般400円、小・中学生200円。月曜日休館。

 問い合わせは同館【電話】0467・22・0753へ。

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