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公開日:2022.12.02
鎌倉市
「位置条例」改正案、12月議会へ
市役所移転に向け山場
市役所の深沢地区移転を巡り、鎌倉市は11月28日の定例会見で「鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例」を、市議会12月定例会に提出することを発表した。この条例は、市役所所在地を現在の「御成町18番10号」から移転予定地の「寺分字陣出8番8」に改正することを定めており、深沢地区への市役所移転に向けて重要な局面を迎える。条例改正案の可決には、出席議員の3分の2以上の同意が必要となる。
鎌倉市役所の深沢への移転を示した条例改正案は、地方自治法が定める特別多数議決案件に該当。庁舎の移転など公共施設の位置を定める条例の可決には、通常よりハードルの高い出席議員の3分の2以上の同意が必要となる。12月定例会の会期は、12月7日(水)〜26日(月)。
鎌倉市は、新庁舎の供用開始を2028年度に予定する。跡地となる現庁舎についても、本庁舎移転後の2029年度以降の利活用開始を目指している。
市は市役所移転についての規模や予算、スケジュールを整理した「新庁舎等整備基本計画」を今年9月下旬に策定。現時点で6階建ての構想で、1階が市民活動スペース、2階が市民利用の多い窓口や待合ロビー、3〜6階は執務室や議場などを予定する。建設費は設計や移転にかかる費用などを含めた約170億円で、従来の市役所機能に加えて、深沢行政センターの図書館と学習センター、さらには消防機能などを集約した複合施設となる。
調査特別委は継続中
市役所移転に関しては、市議会議員で構成する調査特別委員会が、10月から継続的に開かれている。
3回目となる11月28日には、前回の会合で議員が提出した85件の意見に対し、市担当課が回答。庁舎内機能や防災、交通対策など多岐にわたる意見が交わされた。
新庁舎予定地周辺の交通整備について市は、「バス路線の新設と再編を来庁者の視点に立って、段階的に検討していく」と回答。新庁舎の最寄り駅となる湘南モノレール湘南深沢駅は、将来の利用者増加が見込まれ、ホーム拡幅やエレベーター設置を開庁に間に合うように要望するとした。
また、庁舎内に設置する市民交流スペースは、「コンビニや喫茶店、ATMコーナーのほか、職員の昼食場所となるワークラウンジの整備を予定している」と市担当者は説明した。
調査特別委員会は、引き続き開催される。
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