鎌倉 トップニュース教育
公開日:2022.12.16
深沢中
地域詳報「ハザードマップ」
生徒の独自調査を反映
今後の自然災害に備え、深沢中学校の生徒たちが学区内の危険な場所を調査し反映させたハザードマップが完成した。近隣を詳報するそのマップは、全校生徒498人の家庭に配ったほか、近隣住民にも配布中。地域の防災力向上につなげたい考えだ。
災害に備え、各自治体で制作されるハザードマップ。深沢中が手がけた地図は、鎌倉市が発信するハザードマップに、独自調査で得た危険情報を補完した。
始まりは今年6月。全学年一斉では初めてとなる防災教室を開催。地元の防災士たちが協力し、1年生は地域を見回り、3年生は学校に開設される避難所の運営を体験した。ハザードマップ作りに挑んだのは2年生。体育館でグループに分かれて模造紙を広げ、土砂災害や洪水を想定して、学区内の地図に危険な場所を書き込んでいった。
有志11人でチーム発足
ただし、そこまでの情報は生徒たちの通学路周辺に限られていたため、学区全域を網羅するマップに進化させようと、2年生の有志11人が「災害防止チーム」を発足。夏休みを利用し、学区を11人で分割して各自の担当エリアを歩いて回った。生徒の独自調査により、「この木は倒れそう」「ここのブロック塀が危ない」「この道は狭くて避難しにくそう」といった新たな発見が続出。それらの情報を、1つのハザードマップに集約していった。
メンバーの杉田絢菜さんが「自分の知らない情報を共有できた」と評する地図は、地域住民の協力も得てデータ化され印刷。11月から全校生徒へ配布したほか、近隣住民に手渡すと「見やすい」と好評で、「地域の防災に取り組んでいることに感謝された」と生徒たちはうれしそうに話す。
岩崎遥さんは「災害時の避難の参考にしてほしい」と言い、同校では学区内の住民に今回のハザードマップを配布中。希望者は同校【電話】0467・44・1222へ。
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