毎年、県警などが犯罪や事故の未然防止活動に貢献している個人や団体を表彰する「第53回地域安全県民のつどい」が9月2日に県立音楽堂=横浜市=で開催され、二宮町で子どもの登下校時の安全を守るために活動する、緑が丘子どもの安全見守り隊(高見澤秀男会長)に感謝状が贈られた。
緑が丘の住民を中心とした19人で構成される同団体は、登下校時の見守りを週に3回行っており、春や秋の交通安全週間には毎日実施している。一色小学校とは、同じ学区内で活動する百合が丘の見守り団体とともに小学校から寄せられる児童の下校時間の情報を共有し、それに基づいてスケジュールを組むなど、学校や地域との連携体制も強い。
高見澤会長は「表彰を機に、活動日数を増やしていくことを検討している。朝は集団登校だが、下校はそれぞれ。農協前や二宮高校周辺など信号のない道も多く、雨の日などは特に注意が必要なので、見守りを強化していきたい」と展望した。
防犯指導員も2人表彰
同表彰では、大磯町・二宮町防犯指導員連絡協議会で防犯指導員として活動する二宮强志さん(73)と杉山裕さん(74)の2人にも防犯功労者として感謝状が贈られた。
同協議会では、防犯啓発のキャンペーンや、登下校時の小学生の見守りを行っており、大磯町国府新宿エリアで活動する二宮さんは、「下校時の子どもの見守りが重要と感じている。地域で連携を強化していきたい」と意気込み、大磯小学校周辺で活動する杉山さんは「自分の生きがいにもなっていて楽しい。今後も地域に根差して活動していけたら」と語った。
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