秦野版 掲載号:2014年6月14日号
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3カ国語で詩や俳句を綴った著書『わが福島』を出版した 会津 太郎さん 千村在住 60歳

故郷への想い世界に

 ○…日本語、英語、フランス語を用いて、故郷・福島への想いを綴った俳句や詩がフェイスブックで話題となった。オランダなどでは、芸術家たちが作品に着想を得たアートの展示会を開催。今年4月末には「会津太郎」の筆名で風詠社から『わが福島』を出版した。

 ○…福島県会津美里町出身。子ども時代は身体を動かすことが好きで、「漫画と教科書以外の本は読まなかった」。文学に触れるきっかけとなったのは、高校のときに国語の試験問題で目にした批評家・小林秀雄の文章、フランスの詩人・ランボオの作品を翻訳・評論したものだった。フランスの詩集の世界に魅せられ、大学ではフランス文学を専攻。「欧米への憧れが強かった時代でしたしね」と若き日を振り返る。

 ○…30代で惹かれたのは俳句。俳人に師事し、伝統俳句を学んだあと、5行の短い文で表現する「五行詩」にも親しんだ。現代俳句全国大会で入賞を経験し、2005年には五行詩集『いとしい地球よ』を出版。高校の英語教師として働く傍ら、帰宅後は深夜まで俳句や詩を制作する日々を送った。英・仏語でも創作をしていたため、海外では「Gogyoshiを広めた人」として知られる。「今は、外国語を使って日本の良さをアピールする時代。当たり前となり見逃しがちな伝統文化の良さに気付いて欲しい」と願いを語る。

 ○…東日本大震災以前から、毎年4月に、日本三大桜と言われる福島の「三春の滝桜」へ行き、ゆっくり花見するのが好きだった。春風になびく滝のような花を見上げ、日常の活力を貰う。「福島の抱える問題を解決するのに百年以上かかるかもしれない。しかし、滝桜はその間も原発のそばでずっと生き続ける」。未来でも子どもたちが花見をする姿を想像し、会津の言葉で5行の詩に願いを込める。「でっかい、でっかい滝桜 みんなでよ まあるく、まあるく囲んでよ にぎやかな花見 またやんべえよ」。

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