秦野 経済
公開日:2026.05.08
自治連会長インタビュー 防災力上げ、“入りたい自治会”に 秦野市自治会連合会 関野辰夫会長
2026年度の各地区自治会連合会会長が決定した。市内8地区をまとめる秦野市自治会連合会には、西地区自治会連合会の関野辰夫氏(74)が就任。今年度、力を入れたい取り組みや自治会が目指す姿などをインタビューした。
『行動する自治会』モットーに、課題解決へ取り組む
--会長に就任しての抱負をお願いします。
「自治会の役員は数年で交代することが多く、行政との知識量や経験の差が生じがちです。まずは行政と対等な土俵で意見交換ができる環境を整え、齟齬のない関係性を築きたいと考えています。私のモットーは『行動する自治会』。これまでの慣例に縛られず、課題解決のために自ら動いていきたいと考えています」
--力を入れていきたいと考えている取り組みは何ですか?
「先ほどの行政と対等に自治会が取り組めるものと考えた時に、やはり『防災』だろう、と。行政が主導する広域避難場所だけでなく、『自宅が壊れなければ、住み慣れた家で過ごせる』という意識を浸透させたい。そのためには耐震診断・耐震補強、食料などの備えにそれぞれの家で取り組んでいただきたいと思います。
自治会としては、日頃から防災意識を高めるという意味で、民間資格である『防災士』の取得を市職員や自治会役員に働きかけていきたいです。特に、災害時に消防や警察がすぐに駆け付けられないかもしれない地域では、専門知識を持った仲間を増やすことが命を守ることにつながります。これは、私が会長を辞めても、ずっと取り組むつもりの人生のテーマでもあります。
また、組織の「横串」を刺すことも重要です。西地区ではJAはだの西支所と協定を結び、災害時の駐車場開放やトイレ・飲料の提供、さらには地場野菜の直売会を通じた交流など、組織の壁を越えた連携を進めています。こうした成功事例を市全体に広げていきたいですね」
--自治会の加入率については、どのようにお考えですか?
「自治会の加入率低下に対し、待っているだけでは解決しません。私はまず、自治会を”柔軟で楽しい場所”にしたい。子どもたちに人気のダンス発表の場を設けたり、全世代が主役になれるイベントの企画などを考えてもいいと思います。
同時に、加入のハードルを下げる工夫も必要です。例えば、転居者に向けた1年間会費無料のお試し期間の導入や、仕事で忙しい世代には、ゴミ集積所などの当番について、会費での貢献を認めるなどの取り組みもいいと思います。現代のライフスタイルに合わせた柔軟な規約運用を、行政に提案していきたいと考えています」
--最後に、メッセージをお願いします。
「自治会に入るメリットを示しつつ、『こういう自治会なら入ってもいい』と思ってもらえるよう、まずは私たちが楽しみながら、地域を盛り上げていければいいですね」
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