神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2013年1月31日 エリアトップへ

「デュアスロン」競技でアジアチャンピオンに輝いた、綱島のスイミングクラブに通う 浅海(あさかい)健太さん 市内在住 18歳

公開:2013年1月31日

  • LINE
  • hatena

「前だけ見て」走りぬく

 ○…昨年末、ランニング・バイク(自転車)・ランニングを順に行い、記録を競う「デュアスロン」競技のジュニア部門(18歳以下)でアジアチャンピオンに輝いた。「去年から取組み始め、公式戦2戦目での結果に信じられない思い。6位入賞できればと思っていたので」とはにかんだ笑顔に。

 ○…「強い気持ち」が持ち味だ。今レースでは、勝負を決めるランニングの終盤、イランの選手とのデッドヒートとなった。ピッタリと後ろにつかれプレッシャーをかけられながらの戦い。「引いたら負けと思い、前だけを見て走りぬきました。相手選手が離れたときは『良かった』と思いましたね」と振り返る。「周りのみんなに、『レースでは違う人みたいになる』とよく言われるんですよ」

 ○…小学1年生の時、水泳・バイク・ランで構成される「トライアスロン」を始めた。現在も通う綱島のスイミングクラブのコーチに誘われたのがきっかけだ。

「よく分らないまま、レースに出場したら上位入賞できたんですよ。それで自信をもっちゃった。でも中学までは成績を残せませんでした」。苦手のランニングの力を高めようと、高校入学時に陸上部に入部。顧問の先生に「在籍中は、陸上に集中するためにトライアスロンは禁止」とされ、3年間はトライアスロンを封印。泳力はスイミングクラブで、自転車は自主練習で競技力を高めてきた。「今回は先生にデュアスロンへの出場許可を頂きました。今では走ることが一番の強み。先生のおかげです」

 ○…今春大学に進学。今回のデュアスロンの経験を生かしながら、トライアスロンに本格参戦する。「この競技の魅力は、競技中の『見える景色』が3つとも違うところ。スピード感も異なる。1種目なら負けても悔しくないですが、3つなら負けないという思いはあります」。目指すは7年後の五輪だ。「遅咲きとよく言われるんで、ゆっくりと近づいていきたい」
 

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook