神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2013年3月29日 エリアトップへ

川崎 県内の歯科医師会で初 4月から公益社団法人に

公開:2013年3月29日

  • LINE
  • hatena
井田満夫会長
井田満夫会長

 社団法人川崎市歯科医師会(井田満夫会長)は神奈川県から認定を受け、4月1日に公益社団法人として新たなスタートを切る。県内の歯科医師会で公益社団法人に移行するのは、川崎市歯科医師会と相模原市歯科医師会が初。

 公益法人制度改革に伴い、川崎市歯科医師会は1年以上前から公益社団法人への移行準備を進めてきた。昨年夏に申請を行い、今年3月18日に県から認定された。公益社団法人は、一般社団法人と比べて社会的な信頼性が高いとされ、税制優遇措置を受けることができる。

 公益社団法人への移行について井田会長は「気持ちも新たに、公益目的事業をより一層明確化したい。市民の皆様の大切な歯や口腔を守るため、しっかりとした医療技術と歯科医学の見識を高め、地域歯科医療に最善を尽くします」とコメントする。

 国は、公益社団法人が満たすべき主な一要件に「公益目的事業比率が50%以上であること」をあげる。川崎市歯科医師会の事業は公益性が高く、2012年予算の公益目的事業比率は83%。同会では公益事業の3本柱として「地域保健」「地域医療」「災害対策」を掲げる。

事業の3本柱

 「地域保健事業」の取り組みは、昨年32回目を迎えた「お口の健康フェア」の開催や1歳6カ月児・3歳児の歯科健診など。「地域医療事業」としては、休日急患診療や通院が困難な65歳以上の高齢者に対する在宅診療・送迎、介護予防などを実施している。

 また、東日本大震災の発生を機に12年度から「災害対策事業」にも取り組んでいる。災害発生時に患者の安全を確保するための体制づくり、市防災訓練では震災を想定し、歯科医師と歯科衛生士が水のない状況で口腔内の衛生を保つための指導を行った。

 ◆川崎市歯科医師会/1919年(大正8年)に前身の神奈川県歯科医師会橘郡支部が設立された。59年に社団法人川崎市歯科医師会となり、現在に至る。2013年3月現在の会員数は531人。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

歌で市制100年盛り上げ

地元演歌歌手吉村明紘さん

歌で市制100年盛り上げ

新曲『KAWASAKI』で

4月19日

かこさんのプレート披露

幸区

かこさんのプレート披露

ゆかりの公園で活動紹介

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

誘客拡大のヒント探る

川崎商議所

誘客拡大のヒント探る

スポーツ、観光事業者が意見交換

4月12日

公示価格、上昇幅が拡大

公示価格、上昇幅が拡大

川崎区は商業地が8%以上

4月5日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook