6月26日(日)から開催される女子サッカーW杯ドイツ大会の日本代表メンバーが7日に発表され、瀬谷区出身の上尾野辺めぐみさん(25歳・アルビレックス新潟レディース)が選ばれた。
上尾野辺さんは原幼稚園、原小学校、原中学校出身。幼稚園で原FCに入団し、サッカーを始めた。中学・高校時代は地域の女子サッカーチーム「大和シルフィード」で活躍。2006年にアルビレックス新潟レディースに入団した。代表デビューは09年の海外遠征でのフランス戦。昨年11月に中国・広州で行われたアジア大会では日本代表として3試合に先発出場し、初優勝に大きく貢献した。
アジア大会終了後、上尾野辺さんは「日本代表に選ばれ続けるよう努力したい」と話していたが、W杯直前の5月に行われたアメリカ遠征のメンバー選考から落選。上尾野辺さん自身も「メンバー選出は厳しいだろう」と思っていたという。代表入りを一番最初に報告された母親のいづみさんは「本人ともども驚きました」といい、「日本代表として誇りと責任を持ってどんな役割でも頑張ってほしい」とエールを送った。上尾野辺さんがサッカーを始めた原幼稚園の石井和則園長は「W杯代表選手が瀬谷から出て、子どもたちにも大きな夢を与えられる」とOGの活躍を喜んだ。
「地元に良い報告を」
所属チームでは攻撃的MFを担当するが、今回はアジア大会で度々担当したDFでの選出。「DF登録にはびっくり。でもチームに貢献できるよう早くフィットできればと思っている。自分は攻撃的な選手なので守備を任されても攻撃力を出したい」と攻撃参加にも意欲的だ。上尾野辺さんは、「瀬谷区の皆様に良い結果を報告できるよう闘いたい。応援お願いします」と健闘を誓った。
日本代表は、日本時間の6月27日(月)にニュージーランド、7月1日(金)にメキシコ、6日(水)にイングランドと対戦する。
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