鶴見警察署とキリンビバレッジ(株)は3月3日、「地域安全に関する協定書」を締結し、防犯のための「みまもり自販機」を鶴見1丁目に設置した。
協定書は、鶴見区の地域防犯活動について互いに協力することを定めたもの。キリンの「みまもり自販機」を展開し、地域防犯の促進を目指す。
この自販機は、商品サンプルに小型カメラを内蔵し、人の目線での映像取得を可能とした自販機。みまもりを告知したPOPを付けることで地域の防犯意識を高め、事件・事故発生時の活用を目的とするもの。
キリンが2018年、初めて東京都足立区に設置。埼玉県深谷市にも広げ、3日現在で48台が展開。深谷市では、みまもり自販機の画像提供が実際に犯人逮捕につながった事例も出ている。
区内で20台目指す
設置されたのは、花月園前駅近くの沿線沿い。
土地所有者の協力と、人通りが少なく、窃盗等の犯人がよく使う道とされていたことが重なった。
設置費用等はキリンが負担。今後、区内で20台の展開を目指す。場所は飲料販売として適正な立地か検討した上で、鶴見区防犯協会などと連携しながら決めていく。
キリンは「自販機は飲料販売だけでなく、情報発信にも使用できる。社会課題解決に活用したい」とし、同署は「犯罪抑止や捜査に役立つはず」と期待を込めた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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