意見広告・議会報告
令和6年度 ⅤOL14 山田かずまさ市政報告 「絆」や「繋がり」が生まれる横浜・鶴見に
新年あけましておめでとうございます。
さて、思い起こせば、昨年の元日は能登半島を巨大な地震が襲い、多くの人の命が失われました。夏の豪雨でも大きな被害を受け、今も多くの方が避難所生活を余儀なくされています。被災地の復興は、まだ道半ば。最近の気候変動や地震の頻発を考えれば、被災地の「今」は私たちの「未来」かもしれません。決して他人事と捉えることなく、被災地の復興に全力で取り組むと共に、この「横浜」「鶴見」の防災・減災対策にしっかりと取り組んで行く決意を新たにしています。
街ではコロナ禍が完全に過去のものとなり、鶴見でも、多くのイベントやお祭りが戻りました。
週末や祝日にみんなで集まり、顔を合わせて言葉を交わすこと。笑って泣いて、同じ時間と空間を共有すること。その一つひとつが、私たちにとってどれだけ必要で、大切なものであったのか、地域を回らせていただき、皆さんの笑顔に出会う度に強く思います。
そして、そうした「温度のある」時間や空間を共有することでしか生まれない「絆」や「繋がり」が災害や有事の際に私たちがお互いを支え合う大きな力になると実感しています。より多くの笑顔が溢れる、温かな時間と空間が、横浜・鶴見で生まれるよう全力でお手伝いをしていきます。
「満たされなさ」に光を
昨年も、学校でのいじめ対策・妊産婦や乳幼児などの災害対策・こどもたちが「社会の当事者」として大人に意見を伝える「こども・子育て基本条例」の制定など「こどもまんなか」政策を中心に取り組んできました。中でも、会派の中で条例の原案を作った「こども条例」は、第19回マニフェスト大賞で最優秀賞を受賞し、自分として大きな転機になりました。
その中で出会ったのが「アンメット」という言葉です。ドラマ化もされた同名の医療マンガで出会った言葉ですが、直訳すると「満たされない」という意味になります。
私たちは、光の当たる場所に目を奪われ、その光によってできた影を見過ごしてしまうことがあります。しかし、その影の部分では、こどもや障がいを持つ方など自分では声を上げることが難しい人たちが、それぞれの「満たされなさ」に悩み苦しんでいます。影の部分で「満たされなさ」を感じる人たちにいかに寄り添い、共生していくか。その影を、「アンメット」を照らす光が一つでも多く生まれるように、今年も全力で取り組んでまいります。
山田かずまさ
横浜市鶴見区寺谷1-3-2
TEL:045-584-1133
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