プロ野球12球団が編成する小学生チームのトーナメント大会2019で、読売ジャイアンツジュニアのメンバーに、今井西町少年野球部の佐藤龍月君(大戸小6年)が選ばれた。
佐藤君は同野球部のエースとして今年の中原区大会で優勝し、「ジャビットカップ」に出場。その活躍が同球団スカウトの目に止まり選手選考会に参加すると、120人の有望選手が集まるなか、わずか16人のメンバーに選ばれた。佐藤君は「電話で直接報告を受けたときは嬉しかった」と笑みをみせる。
「3拍子揃った選手」
佐藤君は投打ともに左で、120キロの直球が武器。小1で野球を始め、父から野球の楽しさを教わり、兄とともに練習に打ち込んできた。父が自宅の庭に張ったネットに向かい、日々汗を流す。同野球部監督の渋谷基之さんは「投手としての才能はもちろん、チーム一の強打者で、足も速いし3拍子揃った選手。大会で活躍し、ぜひ日本一を獲ってきてほしい」と期待を込める。
佐藤君が好きな球団は巨人で、憧れの選手は「投げ方が格好いい」という山口鉄也元投手。今大会は山口投手が現役の頃に付けていた背番号47で臨むという。「味方のエラーを受け入れてしまう優しい性格」という母・美穂子さんの言葉を胸にしまい、勝負師となり全国の舞台で夢への一歩を踏み出す。大会は12月27日(金)から3日間、札幌ドームで行われる。
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