神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年10月8日 エリアトップへ

中原区 区制50周年へ企画案 「交流を深める機会に」

社会

公開:2021年10月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
区役所敷地に設置されたタイムカプセル
区役所敷地に設置されたタイムカプセル

 1972年に誕生した中原区が来年50周年を迎えるにあたり、区は今月、記念事業の実施方針を固めた。2000年に封印したタイムカプセルの開封や、区民主催のイベントを後押しするなど、市民の交流機会を増やす。記念のロゴやグッズでも機運を盛り上げる。

 記念事業の実施期間は22年4月から23年3月。主な計画の一つが、2000年12月31日に封印した記念カプセルの開封だ。当時、区民らが20世紀の思い出や21世紀に向けたメッセージなどを残しており、当事者や関係者らを招いたイベントを予定。中原区民祭実行委員会が協力し、時代の流れや歴史を懐かしむ場にしたい考え。

 中原区民祭や中原区市民提案型事業など区民が主催する取り組みについては、50周年の冠をつけて区が後押しする計画。区が主催するイベントも含めてスタンプラリーなどを実施し参加率を高め、交流を深める機会をめざす。

 その他、かわさきスポーツパートナーと連携したオリジナル婚姻届の作成や、なかはら親子体操「ミミケロはっぴぃダンス!」のリニューアルも予定。50周年の機運を高めるため、記念のロゴマークやグッズも作成する。ロゴマークは11月に発行する市政だよりで4つのデザイン案を発表し、区民の投票により決定する方針という。

 区の担当者は「区民祭が3年連続で中止になるなどコロナで外出機会が減る中、50周年を機に中原区の魅力に触れてもらえる事業にしたい。新しい生活様式にも対応しながら、区民が交流できる場を作れるよう機運を醸成できたら」と話している。2024年には市制100周年を迎えることから、弾みをつける事業にしたいともしている。

人口ピークは20年後

 中原区は、川崎市が政令指定都市に移行した1972年4月1日に誕生。近年はマンション開発などが進み人口が増え、今年9月1日時点の区の人口は26万4923人で、10年前と比べ3万167人増加した。

 市が4月に発表した将来人口推計では、中原区は市内7区で最も遅い2040年にピークを迎え、28万3700人になると想定している。

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook