市おくやみガイドブック
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手続きの煩雑さ解消に
4月19日
多摩川で採れた生き物を鑑賞する「MARUCO多摩川水族館」が、9月17日に新丸子こども文化センターで初めて行われた。モクズガニやモツゴなど20種類が水槽に入れられ、児童と保護者が興味深く見入っていた。
展示した生き物は、多摩川を拠点に啓発活動等に取り組む多摩川クラブ中原(内藤隆代表)が2週間前に採取し水槽環境に慣れさせたもの。指導員が多摩川の生き物を前に生態について話すと、子どもたちは目を輝かせていた。
参加した西丸子小4年の小橋善之助さんと太田ききょうさんは「学校でガサガサを体験して多摩川に興味を持った。身近な場にいる生き物のことをもっと知りたい」と口をそろえた。石井いずみ館長は、「コロナ禍で体験機会が少ない児童らが自然や地元の人たちと接する機会ができてよかった」と振り返った。
命の大切さ伝え
展示された生き物は、鑑賞後にそれぞれの飼育法を伝えて、希望する児童や保護者らに水槽と一緒に配布した。内藤代表は「環境に適応しながら必死に生きる生き物の姿を伝える貴重な場になった。多摩川のことを学び、触れ合うことで命の大切さを知ってもらえたら」と期待を込めた。
くるみ割りに挑戦してもらおうと、河川敷で採取した実を使った体験コーナーにも長い列ができた。次回は小杉子ども文化センターで11月12日に開催予定。参加は自由。問合せは同クラブのウェブサイトで。
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4月19日
4月12日