県立麻生高校出身の小俣(おまた)夏乃(かの)さん(19)=茅ヶ崎市在住=が、8月に開催されるリオデジャネイロ五輪でシンクロナイズドスイミング日本代表チームの一員として出場する。7月1日には茅ヶ崎市役所で大舞台へ向けた意気込みを語った。
この日は日本代表の真紅のジャケットに身を包んだ小俣さん。服部信明茅ヶ崎市長からのエールに対し「初出場なので緊張しているが、ここから練習に追い込みをかけてメダルを持ち帰りたい」と語った。
小俣さんは8人で演技するテクニカル ルーティン(8月18日)、フリー ルーティン(8月19日)に出場予定。「メンバーの中で最年少、身長も一番小さい(161cm)が、気合で先輩たちについていきたい。厳しい練習を乗り越えて得られた自信がある。根性は誰にも負けません」と語る。
友人の応援で今の私がある
現在、国士館大学2年の小俣さんがシンクロを始めたのは9歳の時。地元の小中学校を卒業後、現在も所属する「アクラブ調布」に近い麻生高校へ進学した。高1の頃からジュニアの日本代表として世界選手権へ出場する活躍などもあり、学校行事にはなかなか参加できなかったという。「高校3年の文化祭に参加できた時は、みんなと盛り上がることができて嬉しかった。麻生高校では大切な友人がたくさんできたのが一番の思い出。みんなが応援してくれて、支えて貰って今の私があります」
今後は国内強化合宿を経て7月下旬に出国予定。「今までの練習の全てをリオで出し切り、最高の演技を見せたい」と力強く語る。
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