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川崎区・幸区 意見広告

公開日:2026.01.01

市政報告【11】
地域実情を反映させた身近な公園整備を
〜浅田第二公園を例に〜あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員(川崎区選出) 仁平かつえ

  • 地域実情を反映させた身近な公園整備を (写真1)

  • 地域実情を反映させた身近な公園整備を (写真2)

  • 街区公園の配置計画の考え方(緑の基本計画より)

    街区公園の配置計画の考え方(緑の基本計画より)

  • 地域実情を反映させた身近な公園整備を (写真4)

  • 地域実情を反映させた身近な公園整備を (写真5)

 みなさまのご自宅から歩いて250メートル程度の距離にある、日常生活で最も身近な公園を「街区公園」といいます。子どもたちの遊び場であり、高齢者の憩いの場、さらには災害時の避難スペースとしても重要な役割を担っています。街区公園の標準面積は0・25ha(2500平方メートル/約756坪)とされています。

28小学校区に「優先配置地区」

 川崎市は「緑の基本計画」で、身近な公園の配置目標を定めています。その基準は「小学校区を構成する町丁目(ちょうちょうもく)の3分の2以上に公園が配置されるよう努める」とされています。この条件を満たしていない地区は「優先配置地区」として位置づけられており、現在市内に28カ所存在します。

 平成20年の計画策定以来、市はこの基準に基づき整備を進めてきました。しかし、この「小学校区単位で3分の2」という数式的な基準が、現場の実態との乖離(かいり)を生んでいます。

「1カ所あれば充足」の落とし穴

 川崎区の浅田1丁目の例を挙げると、この地区は住宅密集地で、火災などの延焼を防ぐための「不燃化重点対策地区」にも指定され、避難スペースや子どもの遊び場が不足しています。この地区には、浅田第二公園があります。わずか50平方メートル(0・005ha/約15坪)程度の極めて小規模な公園です。現行の基準では、公園の面積や機能が十分に発揮できない小さな公園であっても「1カ所」としてカウントされるため、この地区は「充足地区」と扱われ、優先配置地区にも指定されていません。

「立地・機能・規模」踏まえ再検討

 12月議会では「人口密集地や避難スペースの不足など、課題を抱える地域において、現行基準が実態を十分に反映していないのではないか」と、市の見解を伺いました。これに対し、建設緑政局長は「小規模で画一的な公園が多いなどの課題がある」と認め、これまでの「数」を中心とした配置について、今後は立地や機能、規模を踏まえた再検討が必要になっていると答弁しました。

「緑の基本計画」改定に向け提言

 川崎市は令和8年度の「緑の基本計画」改定に向け、論点整理や個別施策の検討を進める重要な時期にあります。

 次期計画では町丁目ごとの配置率ではなく、地域の実情に即した公園のあり方を検討項目に組み込むべきです。

 建設緑政局長は、地域の課題解決につながり、みどりの価値を実感できるまちづくりに向け、公園の最適配置や機能分担などについて検討するとのことでした。

 この答弁を受け、基準見直しを行う際、浅田1丁目の公園機能の不足を踏まえ、当該地区を街区公園優先配置地区対象に含めることも検討するよう強く要望しました。基準の見直しは「安全・安心なまちづくり」の一歩です。引き続き取り組んでまいります。

仁平かつえ

川崎市川崎区宮本町1

TEL:080-7434-1653

http://nihei-katsue.com/

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