川崎区・幸区 社会
公開日:2026.07.17
川崎清港会 海のプラごみは「まちから」 「ポイ捨てしないで」
川崎区の東扇島防波堤内や東公園沖の海面清掃を行っている公益社団法人川崎清港会(高橋哲也会長)では、本格的な台風シーズンを前に「海を汚すのはまちのポイ捨て。きれいな海をみんなで守って」と訴える。
6月初旬に日本を襲った台風6号通過後に行った海面清掃では、通常の約10倍にのぼる約340kgのごみを回収。強風で流れ着いた木などの自然物のほか、プラスチックごみが大量にあった。
同会の清掃エリアは多摩川の下流と東京湾が交わる場所。そこにたどり着くゴミの8割は、多摩川流域のまち中でポイ捨てされたものだという。
海洋に流出したプラスチックは紫外線や波で5mm以下の「マイクロプラスチック(マイプラ)」となり、魚や鳥が餌と誤認して摂取。命を落とすなど生態系への影響も懸念されている。
同会の木暮慎二事務局長は「きれいな海はみんなで作っていく必要がある。それが川崎の財産となり、世界の財産となる」と力を込めた。
同会は1949年に設立。京浜工業地帯に位置する川崎港周辺の船舶の安全や、水質など海の環境保全を目指し、清掃活動などを展開。海の現状を広く伝えるため川崎マリエンで海域ゴミや同会の取り組みに関する常設展示を行っている。
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