トップリーグ昇格へ、5度目の正直なるか―。地元ラグビーチーム・三菱重工相模原ダイナボアーズ(佐藤喬輔監督)は1月3日(火)から、昇格をかけた入替戦「トップチャレンジ1」に臨む。2006年度以来の悲願へ、チームは猪(ボアー)の如く一丸で突き進む。
NECに敗れ、昇格の夢が断たれた昨年の入替戦から一年。三菱重工は2016季、新戦力としてオーストラリア代表のロドニー・デイヴィス選手らを補強。群を抜く強さでトップイースト(トップリーグの下部)を席巻し、4季連続で無敗優勝を遂げてみせた。
イースト王者として臨む次なる舞台は「トップチャレンジ1」。日本ラグビー最高峰・トップリーグ昇格をかけた入替戦へ向け、各地域リーグの代表ら4チームの総当たりでしのぎを削る。その最終順位に応じて、次の入替戦での対戦カードが決まる。
運命の初戦は1月3日。秩父宮ラグビー場(東京都)で、トップキュウシュウ王者の九州電力キューデンヴォルテクスと相まみえる。九州電力は古豪として知られ、九州ラグビーの草分け的存在。両者は2015季にも入替戦の舞台で激突しており、この時は三菱重工が九州王者を43対19で退けている。
トップチャレンジへ向け佐藤監督は「今回で5回目の挑戦ですが、これまでで最も手応えがある。リーグ戦と同様、一戦一戦しっかりと集中して臨みたい」とし、ファンに向けて「必ず昇格しますので、変わらぬサポートをお願いします」とメッセージを寄せた。
昨年掴み損ねた昇格の二文字を奪い返すため―。1月3日、号砲が鳴らされる。
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