町田版 掲載号:2012年11月15日号
  • googleplus
  • LINE

ファンタジー小説『サンタ・カンパニー』を出版したアニメ監督 糸曽 賢志さん KENJI STUDIO(三輪緑山)代表取締役

世代超え届く物語を

 ○…「もしもサンタからのプレゼントが会社として行われていたら」というストーリーのファンタジー小説『サンタ・カンパニー』を11月7日に出版した。物語の中では、会社というシステムの「便利さと窮屈さ」がコミカルに書かれている。「大人には子どもの頃の純粋さや無鉄砲さを思い出してほしいし、子どもには大人の苦労を少しでも感じてもらえたら」と想いを語る。

 ○…小学生の頃から絵を描くことが好き。「漫画を買ってくれない家庭だったので、それなら自分で描こうと」自作の漫画を友人たちに見せていたという。漫画家を目指して東京の美大に進学したが「勉強そっちのけで」漫画制作と出版社への持ち込みに明け暮れた。転機が訪れたのは19歳の時。スタジオジブリがアニメ演出家を育てようと若手を募集していることを耳にする。「まさか受かるわけがない」と思いつつ応募したところ、持前の発想力と行動力で見事合格を掴み、約1年間、宮崎駿監督の下でみっちりと現場を学んだ。

 ○…「アニメで表現したいことが沢山出てきた」と、28歳で自らスタジオを設立。08年に発表したアニメ映画『コルボッコロ』はエコがテーマの作品で、国内外で数々の賞に輝いた。アニメ作品以外にもCMやミュージックビデオを手掛けるほか、大学教授を務めるなど多忙を極めるが、「どの分野での経験も、いつかは自分のためになる」と日々を楽しんでいる。

 ○…「サンタ・カンパニー」シリーズは来年、アニメ映画化も予定されており、現在はこの作品に心血を注いでいる。今回の小説発売前には「取り扱ってくれる書店を一軒一軒回って、店長に交渉して、ポップにコメントを書き添えたりもしました」と笑う。より多くの人に作品のメッセージを伝えたいという熱意が感じられる。「子どもだけでなく、大人も楽しめる作品になっていると思います」。笑いと感動と夢がつまったプレゼントを、この冬届ける。
 

こんな町田を実現させたい!

町田生れ町田育ちの38歳。河辺康太郎

https://kawabe-kotaro.jp

<PR>

町田版の人物風土記最新6件

佐藤 友義さん

造園業(株)ニワバンの創業者で、いずみ浄苑にローズガーデンを創った

佐藤 友義さん

2月15日号

杉山 大季さん

町田市で初開催のビジネスプランコンテストで大賞を受賞した

杉山 大季さん

2月8日号

酒井 美登さん

子どものころに聞いた懐かしい音を再現させているピアノ調律師の

酒井 美登さん

2月1日号

小川 洋一さん

長泉寺の副住職で町田市仏教会の会長を務める

小川 洋一さん

1月25日号

鳥尾 匠海さん

第71回全日学生音楽コンクール全国大会で1位になった

鳥尾 匠海さん

1月18日号

三沢 亮介さん

町田青年会議所の第51代理事長に就任した

三沢 亮介さん

1月11日号

町田版の関連リンク

あっとほーむデスク

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年2月15日号

お問い合わせ

外部リンク