都政報告 価値観を変える、東京大改革へ 東京都議会議員 おくざわ高広
新年を迎えるに際し、皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。
昨年は、「東京都受動喫煙防止条例」「東京都障害者差別解消条例」「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例」が成立しました。2020東京大会を迎えるにあたり、世界標準のダイバーシティ(誰もがいきいきと活躍できる都市)の実現へ、力強い一歩を踏み出しました。この間、皆様から様々なご意見を賜りましたことに、この場を借りて感謝申し上げます。
私はといえば、初の一般質問で「多摩都市モノレール町田方面延伸」「不登校児童の進学環境」「ひきこもりからの社会復帰」「就労弱者支援」「障害者グループホーム支援」について質問しました。
テクノロジーがカギ
中でも、就労弱者支援に関しては、国に先んじて条例化を目指すことが表明され、有識者会議が設置されました。障害者や難病患者、ひとり親やひきこもりの方など、時間や場所、能力面で就労に課題があると思われてきた方も、活躍できる社会が近づいています。
先日、難病等で寝たきりの方が、ロボットを遠隔操作して接客をする実験カフェを視察しました。これまでの「支える側と支えられる側」という一方通行の関係を「共に支え合う」双方向のコミュニケーションへと転換し、「誰もが産まれてきて良かったと思える社会」を目指します。
皆さまのご意見をお寄せください。
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