「まちだ感謝祭」を企画し、FC町田ゼルビアで地域振興課長を務める 野村 卓也さん 南つくし野出身 34歳
場内外でワクワク感じて
○…「クラブからの感謝の気持ちを伝えたかった。久しぶりの楽しい時間を作れたら」。FC町田ゼルビア主催の初企画「まちだ感謝祭」でリーダーを務める。日ごろから、(株)ゼルビアの地域振興課長として地域や行政との窓口として動いてきた。地域行事に顔を出し、協力してきたことで最近は「ゲストではなく仲間として思ってもらえている」と手応えを感じている。入社時に描いていた「サッカーに興味がなくても普段からゼルビアと接する機会を増やせれば、もっと地元から愛されるチームになるのでは」との想いの集大成の催しだ。
○…南つくし野小、つくし野中学出身。生粋の町田っ子だ。兄の影響で幼稚園の年中からサッカーを始め、プロ選手を夢見ながら中高の部活に励んだ。「選手になれなくても裏方でトップスポーツに関わりたい」と、大学進学を機に方向転換。指導者として少年時代に所属していた「つくし野サッカースポーツ少年団」に戻った。「大学生に教えてもらえたことが、自分が小学生の時すごく印象的だったから」と振り返る。
○…卒業後、J3のチームでマネジャーとして就職。2018年に町田出身者としてゼルビアに誘われ入社した。以来、サッカー観戦を「どれだけ楽しんでもらえるか」を考えてきた。「試合会場に向かう前からワクワクして、試合中はもちろん、帰宅途中でサポーター同士会話したりと、サッカー観戦の喜怒哀楽を楽しんでほしい」
○…妻と娘2人の4人家族で暮らす。感謝祭のテーマを家族に決めたことも、自身の経験が生きている。「奥さんは最近、試合結果を気にしてくれるようになりました。サッカーファンでない人でも家族で出かけて楽しい場所にしたい」
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