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公開日:2024.08.08

相原の演出家
金次郎の半生 オペラで
9月 小田原会場に初公演

  • 公演のポスターを掲げる伊勢谷さん

    公演のポスターを掲げる伊勢谷さん

  • 今作のために書き上げた楽譜

    今作のために書き上げた楽譜

 相原を拠点に活動する演出家、伊勢谷宣仁さんの新作オペラ「裸の金次郎」が9月8日(日)、神奈川県小田原市で初公演を迎える。江戸時代後期に農村復興などを果たした二宮金次郎の半生をコンピュータミュージックを用いて音楽劇として表現。作品には経済が低迷する「今の時代」に向けたメッセージも込めたという。

 伊勢谷さんは今回、台本づくりから作曲、演出など、音楽劇のプロデュース全般を担い、出演する俳優への指導にもあたった。公演開催のきっかけとなったのは3年前。知人の紹介で、金次郎の生誕の地である小田原にあるゆかりの寺院を訪れた際、その半生を知り、金次郎の経済発展に目を向ける姿勢に惹かれたのが始まりだった。

 感銘を受けた伊勢谷さんはそのことを広く伝えたいと思い、「生の声」で伝えることができるオペラでの「周知」を決意。支援者を集めるため駆けまわり、賛同してくれる仲間を得たことで、「テクノ・クラシック・オペラショウ」とする今回の公演開催に至った。

 伊勢谷さんは「多くの方に金次郎の考えを知ってもらいたい。作品には今の時代に向けたメッセージを込めました」と話す。

90年代から

 これまでも国内外で、オペラやコンサートなどの舞台を演出してきた伊勢谷さん。1990年代から、コンピューターミュージックを駆使した舞台の演出を手がけ、その独自の手法には多くのファンだけでなく、舞台関係者らからも一目置かれる存在になっている。

地域にも目

 一方で、2006年に相原地区でアマチュアのコーラスグループ=中面に関連記事=を立ち上げ、音楽経験のない地元住民らに「表現する」楽しさを伝えてきた。

 そのグループの一人は「40歳を超えて舞台に立つとは思っていなかった。思いっきり歌うことがこんなに楽しいとは。今では生きがいになっている」と笑顔をみせる。

 伊勢谷さんは「地域への貢献活動として行っている。私も楽しませてもらっています」とほほ笑み、「今後も表現活動を続けていきたい。今はユーチューブなどにもチャレンジしています」と話している。

クラファンも

 「裸の金次郎」公演はオペラ季節館と小田原市の団体との共催という形を取る。出演は小田原市出身の飯田裕之さんらが名を連ね、会場は小田原三の丸ホールで午後4時開演(3時30分開場)。入場料は一部指定席が5千円、大人自由席は4千円。18歳までの学生自由席は2500円でチケットは同ホールなどで。

 伊勢谷さんによると、運営費をクラウドファンディングによって担う考えもあるという。チケットやイベント情報などの詳細は「裸の金次郎」関連のHPなどで。

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