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相続屋荒井兄吾さんに聞く 「スムーズな相続にするために」
亡くなった後、家族が困らないよう準備する遺言書。だが、多くは用意されていないという。遺言書がない場合の相続のポイントとは。相続業務に特化する八王子行政書士法務事務所の所長、荒井兄吾さんに聞いた。
―最も注意する点は
「まず、『手続きが遅れるほど問題が大きくなる』ということを心がけて下さい。誰が、どの程度遺産を引き継ぐのか、一度納得していたかもしれません。しかし、相続人ではない親族が意見してきた、何らかの事情でお金が必要になった、判断能力が衰えたなど、時間が経つほど、さまざまな問題が出てきます」
―早さがポイントですね
「そうです。一方、コロナ禍で手続きの遅れの相談も目立ちます。相続人が集まれず話し合いが進まない、金融機関の人数制限による予約待ちなど。難しさもあります」
―荒井さんの思いとは
「ご家族には故人を弔うことに気持ちや時間を割いてもらいたい。特に家族が争わないよう気を揉むなら早めに専門家へお任せ下さい。私たちは話をする、判子をもらうタイミングも慎重に図ります。それは経験があるからこそできるのです」
同所は税申告、不動産売却や部屋の片付けまで、相続や遺産整理を一括窓口で受け付ける。これまで取り扱った相続関連の依頼で揉めたことは「ほぼない」。■八王子行政書士法務事務所/JR八王子駅北口ブリッジを下り徒歩3分/【電話】042・686・3816
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