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公開日:2026.06.04
創価大ソビッツ ロボカップ大会で快挙 新設・宇宙部門で優勝
創価大学(丹木町/鈴木美華学長)の知能ロボット研究開発チーム「SOBITS(ソビッツ)」が、今年4月に滋賀県で開催された国内最大規模のロボット競技会「ロボカップジャパンオープン2026」の新設部門で優勝した。他に出場した6競技でも入賞を果たす快挙を達成。同チームは6月30日から韓国・仁川で開催される世界最高峰の舞台「ロボカップ2026世界大会」への出場も決まっている。
ソビッツは、同大理工学部の3つの研究室メンバーによる知能ロボット研究開発チーム。同大の「知能ロボティクス・センシング共創研究センター」における研究の一環で、次世代ロボットの開発を進めている。
同大によると、同分野では、AIが実世界の環境を認識し、身体を持つロボットを通じて行動する「フィジカルAI」が次世代の重要な研究領域として注目されているという。ソビッツは、人の自然な指示を理解して実生活で支援行動を行う「AI技術」と「ロボット技術」を融合させた研究開発を推進している。
「自律型」で競う
今回出場した「ロボカップジャパンオープン」は、NPO法人ロボカップ日本委員会が主催する国内最大規模の知能ロボット競技会。ラジコンのような人の操作によって動くロボットではなく、自分で考えて動く自律移動型ロボットによる競技会だ。サッカー競技「ロボカップサッカー」や災害現場を想定した「レスキュー部門」、家庭での生活支援を行う「ホーム部門」などがあり、大学や研究機関が研究成果を競う。今大会は、7つの海外チームを含む59チームが出場した。
ソビッツが優勝したのは、同大会で新設された「スペース チャレンジ部門」。ロボットによる宇宙飛行士の支援を目的としたもので、国際宇宙ステーション(ISS)内の自律移動や作業支援能力を競った。ソビッツは同部門内のオープンカテゴリーでも優勝を飾り、計2つの優勝を勝ち取った。
出場した全種目で入賞果たす
このほかに同チームは、新たに開発したロボットアームを引っ提げ「ホーム部門」にも出場。双腕型移動マニピュレータ「SOBIT HOME」と名づけられたシステムは、4輪の独立ステアリング機構による全方向移動などが可能で、ホーム部門オープンプラットフォーム競技で3位に入賞。それを皮切りに、同部門内で計6つ入賞を獲得した。
同チームの共同リーダーを務めた佐藤健太さん(理工学研究科修士1年)は「出場した全カテゴリーで入賞するという成果を収められた。今回の経験を糧に、6月の世界大会でも結果を残せるよう、さらなる高みを目指す」。同じく共同リーダーの重森正夫さん(同)は、「全員が互いに目配りをして変化に気づき、気配りを持って行動し、心配りを通じて信頼を築き合うチームであることを常に意識し、働きかけてきた」とコメントを寄せた。
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