林間小学校創立70周年記念事業の実行委員長を務める 山本 春美さん 下鶴間在住 50歳
未来へ繋ぐ母校愛
○…「実は私も、みなさんと同じくこの林間小学校で6年間を過ごしました」。がっしりとした身体から繰り出される優しい口調のあいさつに、式典に参加した全校生徒の注目が集まる。昨年度PTA会長を務め、今年度に70周年記念事業の実行委員長に就任。他校の教員やPTAの役員からのアドバイスを受けつつ、およそ2年かけてこの日に向けて準備を行ってきた。
○…自身が4年生のとき、林間小学校は創立30周年を迎えた。「校庭で人文字を作って航空写真を撮ったり記念の下敷きをもらったり、今の児童たちと同じようなことをした」と懐かしむ。それから40年。砂利道や畑ばかりだった周りの景色こそ変わったものの、林間小の校舎は今もほとんど変わっていない。当時通ったのと同じ通学路をつかい、同じ小学校に通学する我が子たちを想い「感慨深いですよね」と頬を緩めた。
○…平日は大和市役所の職員。土日は出身チーム「林間サッカークラブ」を指導する。愛称は『はるコーチ』。「怒鳴る指導は良くない」と選手たちには「今ので本当にいいの?」「もっとよく考えて」と語りかけるように指導している。「こどもたちの成長を近くで見られるのが何よりも嬉しい。みんな良い子たちばかりですよ」
○…「小学校で楽しい思い出をつくるために必要なことは、挨拶・笑顔・感謝の3つ」。自分が小学生の頃よりもしっかりしているように感じる林間小の児童ら。だからこそ、この3つを心がけてほしい。「この先10年、30年、50年と、一人ひとりの楽しい思い出を重ねながら林間小の歴史を創っていきたい」。70周年の実行委員長として、さらには地域で見守る大人として、林間小の輝く未来を願っている。
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