厚木・愛川・清川 政治
公開日:2023.02.24
清川村
「暮らしたくなる清川へ」
岩澤吉美村長に聞く
2月17日から2期目がスタートした岩澤吉美清川村長に、これからの取り組みなどについて聞いた。
――幼小中一貫校の整備を掲げています
「建物の老朽化が課題としてあります。耐震化は完了していますが将来を見据えると限界があります。20年しかもたない大規模改修か50年もつ新設かを考えた時、子どもたちが学びやすい学校にするべきと判断し新設を選択しました。少子化問題は村も大きな課題のひとつです。他の自治体では統合という言葉を使っていますが、私たちは清川村に合う新たな幼小中の一貫校を計画しています」
――清川に合う学校とはどのようなものですか
「放課後児童クラブや地域の人が集まれる場所など、学校というよりは複合施設のようなものを考えています。地域の人たちと一緒に子どもを育てる環境を整えていきたいと考えています。給食センターをつくり、温かい給食が食べられる自校式を計画しています」
――幼小中学校の給食費無償化は引き続き行うそうですね
「これまでは、国の新型コロナ対策の臨時交付金を使って給食費を無償化にしてきました。経済的な事情や家庭環境の変化で子どもたちの食の維持など必要と考えた措置です。約3年たち、これからは子育て支援の充実という観点からも必要と判断し、自主財源で無償化を決めました」
――移住定住促進にも力を入れていますね
「最大100万円が交付される住宅取得奨励金制度があります。村の雰囲気や環境を知ってもらおうと、お試しで住むこともできます。現在空き家は約50件あります。空き家リフォームなどには50万円の補助があります。空き家の放置は村の印象にもよくありません。また、条件はありますが4月からは空き家の取り壊しにも50万円の補助を出す予定です。新しく来る人は、今後の村を支えていく立場になる人です。祭りのにぎわいも大事ですが、日常生活でのふれあいを通して、今いる人とのコミュニケーションが取れる環境を整えていきます。いつまでも暮らしたい、誰もが暮らしたくなる清川村を目指しています」
――これからの宮ヶ瀬の観光についてのお考えは
「クリスマスのイルミネーション、桜、花火と大きなイベントがあります。それ以外にも、葉桜や山々の新緑、秋の紅葉など自然の移り変わりやバーベキュー、キャンプ、ます釣り、温浴施設など魅力はたくさんあります。これからは、清川村に行けば何かやっているというのを定着させたいですね。清川村全てが観光という位置づけにするために私たちも協力していきたいです」
――村への「企業誘導」に力を入れていますね
「国の交付税に頼らない村の運営が必要です。人が住み、住民税を納めていただくのはもちろん、企業誘導に力を入れています。工業団地などはなく、また、造成することができないので誘致ではなく『誘導』という言葉を使い、土地利用の見直しなどに取り組んでいます。新たな企業が来ることで、人口の増加や雇用の創出にも期待できます。企業の要望に少しでも応えるために、親身に相談にのる体制を整えています」
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