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公開日:2023.07.07

東京工芸大学
「団地再生」で最優秀賞
ベンチで新しい生活作る

  • 「団地再生」で最優秀賞 (写真1)

 東京工芸大学(吉野弘章学長/厚木市飯山南)の工学部工学科・田村裕希研究室チームがこのほど、第20回「集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」(主催/一般社団法人団地再生支援協会)の最優秀賞を受賞した。受賞作品は、緑ヶ丘団地内の公園に、新たに設置したコミュニティベンチ。

 東京工芸大学では、教育・研究プロジェクトとして、神奈川県住宅供給公社と連携し、緑ヶ丘団地(厚木市緑ヶ丘)の活性化などに取り組む「ミドラボ」を2018年1月に立ち上げている。

 今回受賞したプロジェクト「団地のコミュニティベンチ〜緑ヶ丘団地のオープン・ストリート構想〜」もその一環で、団地内の道路に歩道が無く危険な点に着目し、団地内の公園を、公園という一義的ではなく多義的に考え、公園内に歩道を通すことで、活性化していこうという取り組み。アンケート等を積み重ね「ベンチが欲しい」という意見が多かったことから、コミュニティベンチの設置に乗り出した。

新たな集いの場に

 完成したベンチはコンクリート造で直径3mの円形ベンチ。円形なのは、外に対して背中を向けないように配慮したもの。また内向きに座ることで小さな集会、板を載せて小さなステージ等としても使用できる。すでに多くの住民が利用しており、評判も上々だ。審査でも計画が大半を占めるなか、実際に施工までしている点も評価として高かったという。

 プロジェクトの代表を務める大塚昴さん(修士1年)は「これまで先輩方から継続してきたプロジェクトが評価されうれしい」と話す。副代表の舟窪麻友美さん(同)は「施工にもチャレンジでき、苦労も感じられた。また利用者を見て思いが伝わったと感じた」という。今年度中に団地内の集会所のリノベーションも予定する。「古くなり利用者が少ない集会場。明るく人が集まるスペースにしたい」とする。

 田村裕希准教授は「道は一日にしてならず、今回の受賞をプロジェクトへの期待と後押しと捉え、喜びを次につなげていってもらいたいと思います」とコメントした。

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