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公開日:2023.07.07

県央6市
246で一斉交通啓発
東西40キロで初実施

  • 246で一斉交通啓発 (写真1)

 国道246号の走る県央6市が6月30日、初となる同路線・同時間帯で一斉に行う広域交通安全キャンペーンに取り組んだ。厚木市のほか、秦野市、伊勢原市、海老名市、座間市、大和市が参加し全長40Kmにわたって交通ルール順守を呼びかけた。

6市共通悩みの種

 国道246号は、東京都千代田区から神奈川県を横断して静岡県沼津市に至る一般国道。総延長125・3Kmのうち、県央6市ではその3分の1の40Kmが通る。

 警察でなく自治体が主導し、地域をまたいで一つの道路沿いで同時に行う交通啓発活動は、全国でも珍しいという。背景には、「交通量の多い幹線道での事故多発」という共通課題がある。

 6市と愛川町、清川村では、以前から「県央地域交通安全対策連絡協議会」を定期開催し、各自治体の交通担当者が、地域の交通問題などを話し合ってきた。今年2月に行われた会議の中で、各地域とも幹線道、中でも246号での事故が多発している点が課題に。「道路はつながっている。協力することでより強い啓発となるのでは」と意見があがった。

走行車両へ呼び掛け

 「交通安全」「安全運転」。交通量の増え始める週末の夕方時刻の246号、厚木警察署交差点から水引歩道橋にかけての道路沿いに、制服を身にまとった交通安全指導員、警察署員らが一列に並び、のぼり旗やハンドプレートで走行車両へ呼び掛けた。

 また、歩行者へは啓発チラシを配布。自転車に子どもを乗せて通りかかった女性は「横断歩道を渡る時に、勢いよく曲がってきた車にドキリとしたことがある。246号沿いはいつも緊張して通るので、少しでも安全になれば」と話した。

市内事故多発エリア

 厚木市の交差点事故は246号沿いに集中している。2018年から22年に厚木警察署管内で発生した交差点人身事故のうち、多発エリアは上位から1位厚木市立病院前、2位妻田そりだ、3位文化会館前、4位上落合入口、5位温水沖田。また、2022年5月28日には厚木市立病院前の交差点で中型トラックと軽自動車衝突による死亡事故も発生した。

 市交通安全課は「連携することで、交通安全を確かなものにしていければ」と話している。

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