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厚木・愛川・清川 教育

公開日:2025.12.05

日本医師会長表彰を受賞
宮ヶ瀬中の元山養護教諭

  • 賞状を手にする元山教諭(中央)

 清川村立宮ヶ瀬中学校の元山由美養護教諭が、11月22日にパシフィコ横浜で開催された「第56回全国学校保健・学校医大会」において、日本医師会長表彰を受賞した。

 今回の受賞は長年にわたり学校保健活動の向上に尽力してきた功績が認められたもので、当日、日本医師会の松本吉郎会長から賞状と記念品が贈呈された。

 今大会では元山教諭を含め全国から10人の養護教諭が受賞した。

 元山教諭の勤務年数は40年に及び、宮ヶ瀬小学校に5年間、宮ヶ瀬中学校に2年間勤務するなど、地域の子どもたちの健康増進に深く関わってきた。

 特に、多感な年代の児童生徒に対する指導に力を入れ、性教育や思春期の不安などを扱う授業を提案し、心身の健康保持に貢献してきた。また、命を守る防災指導では、その豊富な経験と高度な専門知識を生かし、適切な行動や避難方法を指導している。一昨年には神奈川県教育委員会から「優秀授業実践教員」として、昨年は「県学校保健功労者」としても表彰を受けている。

 元山教諭は「正直、私なんかが頂いて良いのかしら、と戸惑っています。多くの先生方や携わってきた方々のおかげだと思っております」と感謝の言葉を述べた。

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