チョークアーティストとして活動する大川内隆雅さん=人物風土記で紹介=が今月20日、観衆の見ている前で絵を描くライブペインティングを行った。YRP野比駅近くの「炭火やきとりにのみや」店内の壁に設置された縦1・5m、横2・2mの黒板に、友人の女性アーティストと共同で約8時間かけて作品を完成させた。
タイトルは「食材に感謝」。料理の素材である肉や野菜、それを手掛ける生産者への敬意を表現して欲しいと同店の店主である二ノ宮拓真さんから依頼を受け、多彩な色使いとグラデーションで奥行きを感じさせるデザインに仕上げた。大川内さんは「食材のみずみずしさを感じてもらえたら」と話した。
コロナ禍以降、厳しい状況が続く飲食業界だが、「嫌な空気を吹き飛ばすきっかけにしたかった」と二ノ宮さんは今回の作品制作を依頼した理由を明かした。店のシンボルにするという。
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