「2021ミス・ジャパン」でグランプリに選ばれた 小山 麻菜さん 汐入町出身 23歳
華やかに舞う才色兼備
○…昨年開催されたミスコンで応募総数約4500人の頂点に立った。外見だけではなく、内面の美しさも持ち合わせた才色兼備の称号。「名前が呼ばれた瞬間は驚きで、時が止まったかのようだった。歓声を聞いてからようやく受賞の実感が沸いた」。ダイヤモンドが散りばめられたティアラをつけられると、うれし涙が頬を伝った。
○…いとこはパフォーマンスユニット「E―girls」の楓さん。「いつも遊んでいた身近な存在。華々しい世界で活躍する姿はキラキラしていた」。いつしか憧れに変わったその背中に近づこうと、ミス・ジャパンに応募。「過去の大会映像や自己啓発本で、上品な振る舞いと言葉遣いを学んだ」。高貴なオーラを放ったスピーチやウォーキングが評価され、煌びやかなスポットライトを一点に浴びた。
○…汐入町で生まれ、5歳からクラシックバレエを始めた。湘南学院高校在学時は、バトン・チアリーディング部に所属。華麗な舞いを披露するうち、体一つで感情を表現することにのめり込んでいった。「大学へ行くか、好きな道を極めるか」。悩んだ末、語学系の専門学校を卒業後、ダンスの本場・アメリカへ。「指導者の真似事ではなく、いかに自分らしく踊れるかを常に求められた」。日本とは180度違った個性を重んじる環境に2年間身を置いた。持ち前の吸収力で、ヒップホップやジャズなどジャンルの幅を少しずつ広げながら自身のスタイルを確立していった。
○…今も都内でダンスに励みながら、その様子をSNSで発信中。目まぐるしい日々を送る中で、平作で暮らす祖母のもとを定期的に訪れ、癒してもらう。「夢は大舞台に立つこと。多くの人々の心を震わせるパフォーマーになりたい」
|
|
|
|
|
|
|
<PR>