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横須賀・三浦 社会

公開日:2023.07.07

深浦 アサリ
地元名物を後世へ
住民などが保護活動

  • 生きているアサリを見つけ出し、広い場所に移動させた

    生きているアサリを見つけ出し、広い場所に移動させた

 深浦の隠れた名産品として親しまれているアサリ。その繁殖と成長を促す「東京湾のアサリ救出大作戦」が7月1日、深浦湾の造成浅場で行われ、地元住民など17人が参加した。よこすか海の市民会議の主催。

 深浦の浅場ではアサリの稚貝が狭いエリアに大量に自然発生しており、酸欠でその多くが死滅している状況にある。

 当日は漁業関係者の協力のもと、参加者が種苗ネット内の稚貝を選別し、後に地元漁師が広い場所へ分散させた。

 深浦で漁業を営む内山義治さんは「種苗ネットの手入れを定期的に行えば漁獲量が増えていくのではないか」と語る。だが、担い手の高齢化やコロナ禍で他事業に活路を見出したことで、アサリ漁を継続的に行う漁業者は減少傾向にあるそうだ。

 参加者の一人は「漁師さんが少ない人数で今日の作業をやりきるのはかなり難しい」と振り返り、「今回のように一般市民が参加できる保護活動が増えれば多くのアサリを救えるのでは」と期待をにじませた。

 同団体の川口将人さんは「地元の海産物を子どもたちに残していくためにも、生き物が育ちやすい環境づくりが大切」と展望を語った。同活動についても「今後も継続的に行いたい」としている。

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