横須賀・三浦 教育
公開日:2025.10.10
海の絵画コンクール
モチーフは大好きな夕焼け
横須賀市長賞に衣笠中の安田さん
関東海自広報協会横須賀支部が主催する海の絵画コンクールの入賞者が決まり、10月2日に横須賀市内で表彰式が行われた。
「海の日」が施行された1996年に始まった市内の中学生を対象としたコンクール。海をテーマにした絵を描くことを通じ、自然を愛する心を養ってもらうことを狙いとして行われている。
30回目の節目となった今回は、8つの中学校から102人が出品。記念艦「三笠」を描いた作品などもあり、審査委員長を務めた市教育委員会の黒澤正道さんは、「横須賀ならではの海の風景を描いた力作ぞろいだった。審査の時、各作品の前で足が止まり、心が動かされた」と授賞式で総評を述べた。
最高位にあたる横須賀市長賞は安田伊織さん(衣笠中3年)が受賞。夕焼けに染まる相模湾に浮かぶ立石のシルエットを描いた。小学校から習い事としてアトリエに通い、中学では美術部に所属する安田さんは、「どんなに疲れている時でも、見るだけで元気になれる夕焼けを描きたかった。立石も入れることで、横須賀らしい夕方の景色にした」と作意を説明。同コンクールでの受賞は中学1年から3年連続となり、「最後に一番良い賞をとることができて、めっちゃうれしい。高校でも絵を続けたい」と喜んだ。
今回の受賞作品は、10月20日(月)から24日(金)まで、市役所1階に展示される。
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