新春寄稿 愛する逗子葉山の未来のために 神奈川県議会議員 近藤だいすけ
神奈川県及び、私たちのまちを取り巻く環境がおおきく変わり始めています。少子高齢化の進展で医療・介護費が増大し、同時に労働力人口が減少することで税収の落ち込みも起こります。また大きく膨らんだ自治体借金の返済がいよいよ私たちの世代に回ってきます。このままでは2040年までに県内9市町村が消滅の危機に直面するという予測もあり、「持続可能な自治体」を構築するためにあらゆる知恵と政策資源を結集しなければなりません。
『市町の相互協力で行政力をアップ!』
自治体単位で行っている消防や救急業務、ゴミや下水道処理、住民票の交付などを近隣自治体が相互に協力して行うことで、行政サービス向上とコスト削減を実現します。近藤は三浦半島4市1町の首長との強い絆を活かし、新しい自治体運営を構築していきます。
『豊かな自然を次世代に!』
三浦半島の海と緑が大好きです。逗子と葉山の財産である自然環境と生物の多様性を守り、子どもたちに残すことが私の使命です。県議会議員としての活動も、地球温暖化対策の推進や山・川・海の連続性の復活、水源林整備、砂浜の再生などスケールの大きな分野で地域貢献しています。
『住民生活を守り抜く!』
平成27年に医療・介護・子育てと私たちの生活に身近な分野の法改正が実施されます。この改正で実施主体が市町村となり、医療・介護関係者との連携や地域協力が不可欠になります。県は人材育成や施設整備など重層的な支援を行いますが、自治体間でサービス格差が生まれないよう、県と市町の連携を強化します。
『逗葉新道無料化と三浦半島中央道路の延伸を!』
昨年11月5日黒岩知事に対し平井市長、山梨町長、湊屋逗子市商工会長、柳葉山町商工会長とともに「逗葉新道の無料化と三浦半島中央道路の早期延伸」について申し入れを行いました。両道は脆弱な三浦半島の道路網を改善し、自治体の相互協力を深めるとともに、津波など災害時に重要な避難経路となります。知事からは前向きな回答があり、 12月9日には交通量詳細調査が実施されました。逗葉新道は中央道路の着工時に無料化を検討するというのが行政の考えですが、当該地区には葉山町商工会が進める南郷地区活性化事業が平成28年に開業予定されていることからも実現を急ぎます。
『議員定数削減と報酬削減を断行!』
県議会は神奈川再生へ向けて緊急財政対策に取り組み、平成25・26年度の議員報酬と期末手当の削減を断行。議員1人当たり2百万円超を減らし、総額2億2千万円の財源を捻出しました。近藤は、県議定数を2減とする条例を提出し、人口が増える中で戦後2回目となる定数削減を実現しました。今後も自治体の経営とガバナンスのあり方を見直し、持続可能な自治体を創りあげます。
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