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藤沢 経済

公開日:2022.07.29

市民団体×飲食店がタッグ
召しませ「青春の味」
高校生対象に応援プロジェクト

  • プロジェクトを紹介する「フジサワキカク」の沢田さん(右)と古久家藤沢店の長町店長

 育ち盛りの高校生、腹も心もいっぱいに――。

 藤沢の魅力発信や高校生支援に取り組む市民団体が、新たに食をテーマにした応援プロジェクトをスタートさせた。「放課後青春飯」と題し、毎月、市民お馴染みの飲食店をSNSで紹介。店の協力を得て、訪れた高校生に一品を「差し入れ」として無償提供する。

 企画したのは「フジサワキカク」の沢田真洋さん(31)。これまでもコロナ禍の高校生を応援するステージイベントを実施するなどしてきた。

 今回のプロジェクトでは、毎月1店舗ずつ「高校生が放課後に食べてほしい、知ってほしい店やご飯」を「#フジサワの高校生」のインスタグラムアカウント上で発信。店の情報に加え、店側が高校生におすすめするメニューを案内する。

 第一弾となる7月は藤沢の街中華として人気の「古久家藤沢店」を紹介。沢田さんも小学生から通う常連といい、「街並みが変わっても変わらないお店や味がある。将来この街を出ていくかもしれない高校生にもっと藤沢を好きになってもらえたら」。同店の長町匡祥店長(43)は「うちはラーメンでもほとんど添加物を使っていないので、高校生が安心して長く食べられるメニューを今後も提供していきたい」と話した。

 同店では8月13日まで餃子1人前をサービス。制服か学生証を提示し、「差し入れください」と申し出る。詳細は同プロジェクトのインスタグラムアカウントへ。

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