記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月21日0:00更新
鎌倉編集室に異動してきて早5カ月が過ぎようとしています。素晴らしい人やきれいな景色などを日々取材する中で、もっと鎌倉について深く知りたいと思うようになり、先日、1949年に公開された故・小津安二郎監督の映画「晩春」を観ました。市内が主な舞台となっており、日常の中で起こるさまざまな人間模様を美しく優雅に描いています。また、主演を務めた原節子さんがとても美人で魅力的です。70年前の映画をちゃんと観るのは初めてでしたが、”小津調”と呼ばれる独特の映像表現と人間本来の姿を映し出した小津作品にハマってしまいそうです。当時の風景を思い描きながら、まちを回ってみようと思います。 (磯谷)