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鎌倉 経済

公開日:2022.09.09

歴史ある栄屋商店を改装
老若男女、愛される店に

  • 商店の面影が残るカフェとスタッフ

    商店の面影が残るカフェとスタッフ

 酒や食料品等を扱い、4代続いた由比ガ浜の栄屋商店。8月、新たなカフェ「パンとエスプレッソと由比ガ浜商店」として再出発した。

 中が見渡せる大きなガラス戸に、店名の略称「パンエス」を屋号風にしたデザインも目を引く。内装は、築100年以上経っているという店舗兼住宅の大黒柱や梁はそのままに、店裏手の倉庫も生かしたテラス席を設けた。その横には、長年店を守ってきた稲荷も。移設のために一度抜いた魂を今後入れ直す予定だ。

小町の松本さんプロデュース

 「地元の人にも好きになってもらいたいし、スタッフもこの地域が好きだから働いている」と話すのは、(株)パンとエスプレッソと東京の社外取締役の松本規さん。10年以上小町に住み、街をよく知るからこそ、「地域の声や需要を大切に、地元に根差した店にしていきたい。チェーン店だが『鎌倉』だから出店したわけではない」と話す。店舗の改装には地元近隣の職人が携わるなど、「地元」にこだわった。

 今まで栄屋商店で買っていた人の声に応えるため「たばこの再販」も計画中。栄屋商店4代目で、鎌倉由比ガ浜中央商業協同組合の安薺敬代表理事は「今後は、イベント開催や商店街の企画に協力してもらえたら」と期待を寄せる。

 オープンしてからの地元の人の反応は上々。若い世代の観光客から、地域のシニアまで店の様子を気にしている。外のテラス席は、ペット連れに人気があり、近隣に住むママたちの憩いの場にもなりつつある。子連れでも気にせず楽しめるよう個室も設備したという。

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