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大船中央病院 市民公開講座 「脳卒中のあれこれ」 5月18日午後2時から 要予約

公開:2024年5月3日

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 大船中央病院で5月18日(土)、市民公開講座が4年ぶりに開催される。同院アネックス館6階講義室で、午後2時から約1時間(1時30分開場)。今回は「脳卒中のあれこれ」と題し、同院副院長兼脳神経外科部長の高室暁医師が講演する。

症状は「突然に」

 脳卒中は、脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血といった脳血管障害の総称。体の動きを中枢で統括する脳の血管が、詰まったり破れたりすることで起き、急に(卒然)発症することが病名に由来する。

 脳卒中の主な原因とされるのは動脈硬化。高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の他、喫煙、運動不足、先天的な要素などが関係する。高室医師は、「脳卒中は誰にでも起こる可能性のある病気。生活習慣病のコントロールや、前兆を察知したら速やかに治療へ移行することが予防につながる」と話す。

 また脳梗塞は、血栓が形成される原因より、脳血栓症と脳塞栓症の2つに大別される。脳血栓症の前兆は、「言葉が出てこない」「手足が震える」「片目が見えなくなった」「物が二重に見える」など。高室医師は、「症状は一過性な場合が多く、見逃さないことが大切」と話す。一方で脳塞栓症は、不整脈の一種である心房細動が主原因。「急な動悸や心臓の不規則な動きを感じたら、すぐに医療機関を受診してください」と呼びかける。

動画で解説

 高室医師は、「脳梗塞や脳出血を一度発症すると脳内で傷痕となり、失われた脳の機能が回復することはありません。だからこそ発症させないことが大切です」と警鐘を鳴らす。

 市民公開講座では、治療方法の紹介に加え、実際の手術の様子を動画で解説することで、脳卒中に関する知識と理解を深めていく。また、参加者の悩みや不安、疑問に答える時間も設けられ、高室医師は「理解を深めるだけでなく、予防にも役立ててもらえれば」と呼びかける。

 参加は要予約。お申し込みは2次元コードから受付。

大船中央病院

神奈川県鎌倉市大船6-2-24

TEL:0467-45-2111

https://www.ofunachuohp.net/

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